開催日時:平成26年5月10日(土)
開催場所:市立札幌病院 第2会議室
『神経因性膀胱の診断と治療』
講師:森田 肇先生 (広田医院 副院長)
『看護・介護に活かす神経因性膀胱のケアについて』
講師:畠山 誠 (NPO法人日本コンチネンス協会北海道支部役員)
大変お天気の良い土曜日の午後に、35名の方が受講して下さいました。
遠くは、函館、岩見沢からの方もいらっしゃいました。
今回の講義内容は、とても充実して勉強になりました。
○神経因性膀胱とは?
○神経支配に基づく排尿障害の状態
○過活動膀胱について
○排尿状態を評価するための検査
○神経因性膀胱の原因となる疾患
○脳疾患・脊髄疾患部位別にみた神経因性膀胱の排尿障害
○神経因性膀胱の治療
○神経因性膀胱でみられる尿路合併症
○看護ケアについて
上記内容について、一つひとつとてもわかりやすく教授していただきました。
現場に持ち帰って実践しよう!!という意欲・意識づけになりました。
受講された皆さまはいかがだったでしょうか?
いつも思うことは、このような素敵な授業を聞いた後に現場に持ち帰って実践しようとしたときに、なかなかスタッフへ思いが行きわたらずにフェードアウトしてしまったり、習ってきたことと違うぞ・・・と戸惑ってしまい、ケアの継続が難しいということです。
今回の教室の後にも、前回のセミナーで習ったことを現場に持ち帰ったときに、「医師へなかなかわかってもらえずに、処方を出してもらえない」「こんな症例の時には、どんな対応をしたらいいの?」という相談を受けました。
私たちコンチネンス協会では、このような現場での悩みにお応えしていきたいと思っています。
よいケアを継続していけるように、よい仲間作りができるように活動をしております。
困ったときには、いつでも相談に来てくださいね
『すべての人が気持ちよい排泄ができる社会作りを目指して』一緒に頑張っていきましょう!! またお会いできることを楽しみにしています
北海道支部長 青山 由紀子