2020年2月コンチネンス教室開催報告

2月15日今年度の第4回コンチネンス教室が北海道脳神経外科記念病院の5階で開催されました。今回は、事例検討会と題して、「頻尿で困った事例」と「尿留置カテーテル抜去困難事例」の2事例に対して、コンチネンスアドバイザー大科宣子さんを中心に、参加者全体ディスカッションとパネルディスカッション形式で講義が行われました。コンチネンス教室での事例検討会は久しぶりの開催であり、ディスカッション形式の講義はどのような内容になるのか期待と不安がありました。しかし、そんな不安をよそに会場では、病棟看護師・介護福祉士をはじめ、訪問看護師・ケアマネジャー・リハビリ・企業の方・退院支援看護師・WOCの皆さんが様々な立場から質問や体験談、ケアの根拠などの発言があり、他職種の視点から排泄ケアにつながる考え方を聞ける事ができて楽しい研修になりました。

参加された皆さんも、日頃の排泄ケアで自信がない事や不安があり参加されたと思います。コンチネンス教室は、排泄ケアや不安の解消やどういった知識が必要なのかを学べる場の1つなのです。教室に来れば相談に乗ってくれるスタッフがいます。是非、教室申し込みの際は、事例相談の申込みをして、現場で困っている事を学び、相談に来てみませんか?まだ先になりますが、5月のコンチネンス教室、実際に起きている問題や事例から学ぶ~排便編~が楽しみです。

NPO法人コンチネンス協会北海道支部 佐藤さおり