第2回コンチネンス教室報告

7月9日(土)今年に入り第2回目のコンチネンス教室を開催しました。

介護士・看護師様々な職種の方にご参加頂きました
テーマは『高齢者における排泄ケア・排尿』について
講師はコンチネンス協会アドバイザーの大科宣子さんにご講義頂きました。

高齢者の排泄の特徴や、排泄日誌の読み込み方と記録から分かる失禁の種類と対応方法。高齢者特徴として夜間多尿傾向の対処方法として水分の取り方など学びました。
講義の合間には参加者全員で失禁予防の骨盤底筋体操。
講義終了後には、施設でも同様の講義をとご依頼もあったようです。

後半は、おむつの当て方についてのアドバイス。
大科さんが様々な施設で見受けられる間違ったおむつの当て方を実践。
モレが発生するとおむつを重ねて当ててしまったり、必要以上に大きいパッドを選択してしまうなど事例をご紹介。皆さん真剣に見入っていました。
その後は正しい当て方を実践。

おむつについては『大は小を兼ねません』ということと、様々なおむつメーカーのおむつの特徴を踏まえ個々にあったアイテムを選択することや、おむつの特徴を活かした当て方をすることのアドバイス頂きました。

おむつ選びは体型や排尿量生活リズムにも関係しますが、おむつを使用される方の快適な排泄環境を目指して選でいきたいですね。

教室は今年度は4回開催します。次回第3回は10月8日(土)開催です。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。

NPO法人コンチネンス協会 北海道支部 馬庭広子